第一部完という事で、ラブひなの時のように数ヶ月の休みを挟むのかと思いきや、休むのはたったの一週間と馬車ウマのごとく働かせるマガジン編集部。
正直「あぁ、毎週苦労して作っている感想ピックアップも休載になるんだね」と不意に喜びそうだったのですが、まったくの杞憂でした。マガジン編集部は私にも馬車ウマのごとく働けと言いたげなご様子。
ええ、書けばいいんですよね書けば。俺ウマか。
どうも、メイン執筆担当のはしです。
さて、今回は若干趣向を変えてお送りします。
先日、某「ネギま!?PrincessFestival」のイベントにあわせて上京したのですが、その際、このネギま感想ピックアップについて話合う機会がありまして。メンバーは、このピックアップの製作に協力している山岸さんや、
いつまでたっても「このせつは断固認めない!」とか言ったり、
あるいは「今日はちょっと木乃香さんとデートに行ってきますね(^o^)」とか
何かトチ狂った事を言い出す大豆さん。
相変わらずの鬼畜っぷりを発揮する白露さん。
出会い頭に、持っていたスタバのホワイトチョコレートラテをぶっかけてしまい、
まるでガンシャのような様子になってしまったテイルさん。
(いつも良質の感想ありがとうございます。)
他には、楊さんもそうですね。
あ、でも楊さんは隣でパソコン片手に更新に夢中でした。流石です。
皆さんに色々と貴重なご意見を頂きました。ありがとうございます。
といっても、その内容は
「はしさんはぶっちゃけ、ネタ記事のほうが面白いよ」
などと、なんともミもフタも無い暴言が大半だった訳ですが。
よくわかりませんが、彼らも僕を馬車ウマの如く働かせるつもりなんでしょうか。
出会い頭に今までの作業を全否定された俺の立場って……。俺ウマか。
と、まぁ、前フリが長くなってしまいましたが、要するに実験的にネタ分を増やして書いてみようかと思います。
個人的には、なんだか媚びてるみたいで嫌なのですが、そう望まれているならば、一応答えますとも、ええ。うほほい。ふふ……もうただのハイテンションは流行らないんですよ。以前は「うほほい!」でしたが、今の時代は「うほほい。」ですよ。
言うなればクールビューティーですね。
「冷静に、しかしシュールに」ですよ。
ふふ……これは流行る。間違いなく。しゅっふっふ(笑)。
あ、間違えた。うほほい。
さて、あんまりにもくだらない話で前置きが長くなってしまいました。さくっと書きます。
◆「第一部完」感が出ている理由。
さて、168時間目のネギまで第一部が終わりました。
167時間目では、なぜか、やたら打ち切り感の漂う内容になってしまっていました。
でも、良く考えてみれば、一見普通に見えるのに
なんでこんなに「終わりそう感」が漂っているんでしょうか?
最近で言えば、終わった感を感じられるものと言えば・・・

なんて終わった感……!
いえ、失礼しました。ネギまは終わってません。第一部が終わっただけです。本編はまだまだ終わりません!
31人の声優が31人の新人女優に変わるだけですしね(^∀^)
それに、近年だと、デスノートやのだめカンタービレが成功したように、
もしかすると、ネギまだって成功するかもしれません。
今からぐだぐだ言うのは可能ですが、実際の所は開けてみるまで分かりません。
この実写化を受けて「ネギま終わったな…」という人も居るかもしれせんが、
まったく逆に「何いってるんだ。ネギま始まったな(^^)」という人もいるかもしれないのです。
みなさん、発言には注意しましょうね。
さて、話をネギまに戻しましょう。
167時間目のネギまは、やたら打ち切り感が漂う、という話でした。
ま、ネギま原作は人気もあるし、打ち切りはまず無い訳ですが。
打ち切りするような漫画なんて、学園格闘漫画が異世界ファンタジーになってるような漫画とかで良いと思うんです。
打ち切り漫画は「THE ENDォオオオ!!」とか叫ぶ気がするんです(偏見)。
ともかく、打ち切り漫画と、167時間目のネギま。
この二つに共通しているのは、展開の駆け足さという点です。
167時間目のネギまの展開を確認してみましょう。
1:明日菜の朝のシーン
2:ネギが通信簿をつけるシーン
3:3-Aのクラスの様子のシーン
4:エヴァの別荘の修行シーン
5:バカレンジャー居残りシーン
6:明日菜にウェールズに来て欲しいと告げるシーン
明日菜の朝のシーンは、ネギが通信簿を付けるシーンと一緒にしても良さそうですが、にしても相当多いんです。
一話の中で6つのシーンを駆け足で描いているんですね。
はっきり言って、これはめちゃくちゃ多いです。
漫画によっては、一つのシーンが一話では終わらない、なんてことの方が多いです。
ジャンプの幾つかの漫画を思い出せば分かり易いかと思います。
ナルトやらブリーチあたりが特にそうなりそうですかね。
だから、6シーンっていうのはめっちゃくちゃ駆け足してるんです
こういう事ができるのは、普段の一話詰め込みスタイルを貫く赤松スタジオだからこそできるのだと言えるのかもしれません。
普段のネギまは起承転結というよりも、「起承転転結」くらいなんですが、
167話のネギまは「起承転転転転結」くらいです(笑)。
話をまとめましょう。つまり
この恐ろしいほどの、駆け足感がやたら打ち切りの雰囲気をかもし出しているんですよ。
打ち切り漫画も同様に、物語に決まった話数の中でまとめないといけない(単行本に綺麗に収めるため)ので、やたらと展開が駆け足になります。
167話のネギまはこれを逆手にとって、
(おそらく)自覚的に展開を早めているものだと考えられます。
◆ネギの成長、誰かに頼ること。
引用:ランゲージダイアリー魔法先生ネギま!/マガジン感想/167時間目「ネギ、育ってます」より
アスナへの信頼という形でネギの成長を描写したワンシーンです。
思えば、何事も一人で背負いこもうとしていたネギが、エヴァンジェリン編にて、初めて助けに来てくれた他者に「ありがとう」を言ったのも明日菜に対してでした(コミックス第3巻の感想を参照)。そして、それからも何回も独力志向と仲間志向の狭間をいったりきたり繰り返しながら、長い一学期の物語を経て、ようやく他者(明日菜)に対して
明確に自分から助力を頼んでるわけですよ。ネギの成長です。
ネギが自分から誰かを頼るという重要なシーンでした。
この後、こういう感想を書いていらっしゃるのですが、
引用:ランゲージダイアリー「魔法先生ネギま!/マガジン感想/168時間目「もーいくつ寝ると、夏休み♪」 」より
前回の、「その時は……アスナさん、パートナーとして僕といっしょに来てくれますか?」はちょっとしたミスリードだったー!普通にネギ、のどかや夕映にも言うつもりだったー。
一学期編の末に、恋愛感情とは違くとも、一人選ぶ人として明日菜を選んで次の話へ……というのも美しいと思ったんだけどなぁ。やはり沢山あった人間関係構築劇の中でも一番顕著だったのは第01話からのネギ−明日菜の関係だったと思うんで。
いや、その読み方で合っていると思います(笑)。
最終的に、ネギはもちろん他のクラスメートにも助力を請うつもりだった訳ですが、それでも、一番最初に声を掛けたのは明日菜だし、
それって、少しメタな読み方をすれば、
明日菜だけに声を掛けたように見せるっていうミスリードを誘ったという事は、
それだけ製作者サイドは
明日菜を重視してるとも読めるわけですしね。やっぱり、明日菜は他のクラスメートとは一線を画す立ち位置でしょう。
それに、明日菜はネギまのもう一人の主人公とも言えそうなので。おそらく、第二部は明日菜の物語だろうと予想しています。
つまり、
物語の謎と明日菜の過去の謎がリンクしている
んだと思います。
明日菜の謎が明かされることが、物語を動かす、ネギの父親さがしという事に繋がっているわけですね。いや、予想なんですが(笑)。
まぁ、いよいよ第二部が始まるので、そちらを楽しみにしましょう。
◆明日菜の成長 誰かを守ること
ネギが成長したのと同様に、
168時間目では明日菜にも成長が見られた
のに気づいたでしょうか?
引用:終ワリノ始マリ「167・168時間目 〜18巻明日菜パートまとめ〜」より
明日菜はどうして「怒って」いたのか?
また、それがなぜネギに「謝らなければいけない」と思うようになったのか?(中略)
超に対しては「一人じゃない/仲間のことも見ろ」と説教しているにも関わらず、自分は一人で父親(ナギ)だけ見ているネギ。明日菜が怒っているのは、端的に言えば、
ネギが私(たち)の方を見てくれないから
、なのである。
(お父さんのことだけじゃなくて、…私もアンタのことを見てるんだから……、私のほうも見なさいよ、ネギ!)
…と一人でプンスカしてた明日菜。これが164時間目まで。(中略)
「父親を追う」ことはネギの人生の“全て”ではないが、いわば「父親を追う」という目標を人生の「基底」としてネギのこれまでは成り立っている。その意味において、ネギにとって「父親を追う」ことは、人生の「全て」である。(中略)
ついその事を忘れ、一時の自分の感情とその他のものをない混ぜにしてネギにぶつけ、
簡単にネギの「全て」を否定しかねないようなこと
を言ってしまった。
だから明日菜は謝った、という訳ですね。とりあえず口挟む必要ないくらい的確(笑)。
なのにこんなに俺は必死になってピックアップを作っている……あ、俺ウマか。
いつも、感想ピックアップを作っているときに思ってるんです。
「もう、リンク貼るからお前ら読めよ。」と……。


さて、再び同じく、終ワリノ始マリさんから引用して、
いよいよ自分はかのサン・テグジュペリの名言を思い出さずにはいられない。
愛するということはお互いを見つめ合うことではなく、
ともに同じ方向を見つめることである。
(サン・テグジュペリ)
168時間目は、ネギと明日菜、二人がタテ時間とヨコ時間をしっかり共有した回であり、一学期編を締めくくるエピソードとしてはこれ以上なく相応しい話であったと言えるのではないだろうか。
明日菜も成長したなぁ、と思える引用ですな。
今回のピックアップはこんな所で、
そういえば最近、ペペロニさんの大好きな千雨の出番が無いですが、更新に夢中なんでしょうか。
うほほい。
とりあえず、ネタ風味ですが、ダメならダメと反応くれると嬉しいです。
あ、ちなみに、個人的にはちょい微妙。(ならやるな
執筆:はし
製作協力:ペペロニ やくろ
いや、独り言なんですけどね、独り言(サイレント漫画かよ……
どうも執筆担当はしです。毎週遅れながらも掲載がんばります。サイレントマジョリティーが多そうな企画なんで、ちょっとモチベーションを維持するのが大変です。加えて、なんか第一部完というスラムダンクを見てしまったので、微妙な気分。
さて、このネギま感想ピックアップとは、今週の魔法先生ネギま!の(ほぼ)全ての感想から、気になった感想をピックアップし適時コメントを入れつつ、一つの記事にまとめてみよう!という試みの事です。
サイレント漫画という事で、多くの感想書きが苦労している模様が窺えました。こちらも頑張って更新です。あんまり物語的なツッコみ、作品論には触れづらかったので、私的な感想に近いものがありますが、ご了承をば。
今回は執筆は私こと、はしのみです。
ちなみにピックアップ担当も私です。画像トリミングはペペロニさん、まとめブログ管理は山岸さんです。やくろさん、水音さんは今週お休みです。
今週のトピック
・小ネタまとめ。
・サイレント漫画。漫画の三要素とは?
かなり少ないです。
◆小ネタまとめ。
先に、読んでてネタが上手くまとまっている所を引用してはっつけます。
引用:ケセラセラ 〜遠回りをしても止まらずに...「ネギま166時間目感想」より
そのお風呂場でのネギを見てみると、腕の傷跡が全く描かれていないんですよね。
まほら武道会決勝でナギ(アルビレオ)につけられた右腕の傷。
同じくまほら武道会で刹那につけられた左頬の傷はある程度描かれているんですけど。
ちなみに、これは単行本で修正されます。
まぎぃさんのブログで確認できます。
参考:腕の傷(本と映画と時々仕事)
引用:すかーれっと航海中<日々研鑽>「魔法先生ネギま!166時間目 感想」より
アキラの洗面器に「MITCHELL」とペンギンの絵がありますが、
これはアキラの声を担当している
浅倉杏美さんのぬいぐるみが由来ですね♪
名前-happy*clover
芸細けーですw
他に、小ネタとして、まだ微妙にツンツンして不仲な明日菜や

なぜか浴場にいるココネなどですね。

あとは、裕奈の行動はイジメっぽいとかの意見が見られました。
まぁ、アキラに成敗される格好になってますから、一応問題は無いとは思いますが。
まぁ、小ネタはこんなものでしょうか。
◆サイレント漫画。漫画の三要素とは?
こっから先は私的な感想・解説に近いです。
でも多分漫画読みでない人間には面白いかと思います。
今回は、サイレント漫画という形式をとって、かなり意欲的なチャレンジになっていましたね。
そもそも、漫画というものは3つの要素に分解できる、と言われています。その3つの要素とは、
1:キャラ
2:コマ構造
3:言葉
この三つです。まぁ、漫画解析フェチ(笑)の人はもうピンと来ているかと思いますが、これは「テヅカ・イズ・デッド」という本からの解釈ですね。
ちなみに、先に解説しておくと、キャラとキャラクターは微妙に違うので、ご了承を(笑)怒られるのを承知で、ものっすごいざっくりと説明すると、
キャラ = そのキャラクターらしさの源。性格みたいなもの。
キャラクター = その漫画に出てくる人物そのものを指す言葉
おおまかにこう定義しておきますね。
さて、ここまで説明した所で、今回のサイレント漫画は、この3要素のうちの一つ。「言葉」という要素を放棄しているのだとわかりますよね。
もちろん、「言葉」の役割に近い記号は、話の中に出てきたりはするのですけども。

さて、漫画の3要素である「言葉」を放棄して構成されているにも関わらず、今回の話は十分に漫画として読めてしまうところが実に面白いところです。
どうして、漫画として読めてしまうのか?というと、それは、なんとなく、アキラや、ネギ達が言ってる言葉の内容の想像がついてしまうからなんですよね。
ここが重要なポイントです。
実際に、今回の感想で、このキャラはこういう発言をしているんじゃないか?という予想を書いていた人もいました。
日々のたわごと:「ネギま! 166時間目 沈黙ハ優しさナリ」
(ご迷惑であればリンクは消します)
まぁ、実際の所、どうしてサイレント漫画になったのか?というと、キャラクターが縦横無尽に動き回りすぎてページに抑えきるのが難しい。一話にまとめきるのが難しくなってしまった。
というのも、もちろんあると思います。
各所で述べられているように、アキラというキャラクターも寡黙なキャラですので、それを強調する効果ももちろんあったでしょう。(大体キャラとキャラクターのニュアンスは掴めましたか?(笑))
さて、今回のネギまは「言葉」が無いのに、漫画として読めます。
それは完全に「言葉」を放棄したんじゃなくて、「言葉」を読者に委ねたからと言えます。
言葉を読者に委ねることは、難しいことです。
連載第一回で、サイレント漫画なんかやったら、絶対に打ち切りです(笑)ていうか掲載できません。
じゃあ、何故ネギまはサイレント漫画ができたのか?
それは、先ほども言ったように、アキラや、ネギ、明日菜に木乃香に裕奈に、ハルナ……。
それぞれのキャラクターがどういう時にどういう言葉をいうのか?それを読者が分かっているからです。
「言葉」が無くても「状況」によって、キャラクターの台詞が浮かんでくる。
この状態になったとき僕は、キャラが立ったと表現します。
つまり、サイレントでも漫画が成立しているという事は、いかにネギまのキャラクター達のキャラが立ちまくっているか!という事の裏返しなんです。
「言葉」なしで漫画が成立するのは、キャラが立っている漫画にのみ許された行為だと思います。ゆえに、なかなか作者としては勇気の必要な事です。だからチャレンジですよね。
ちなみに、キャラが立っているか、立っていないか?の簡単な確認の仕方は、同人誌が作られているかどうか?という事があります。
同人誌も、どのキャラクターがどの状況でどの言葉を発するか?という事が読者に分かっていないと作れないですからね。
と、まぁ、個人的には、いかにネギまがキャラクター漫画であるかという事を確認できた回でもありましたね。
今回は感想ピックアップとはいえない内容でしたが(笑)
さて次回はどうなるやら。既に発売されていますが、第一部完ですか。マジですかああそうですか。ま、次はいつもどおり作っていきます。
ではまた来週。
執筆担当:はし
画像トリミング:ペペロニ
転載作業:山岸




